海外の不動産事業を活用した税対策にも税制改正が入る見込み

年末恒例の税制改正の季節となりました

さて早いモノで、2019年も残り僅かとなってまいりましたが、この時期、いつも話題になるのが税制改正のニュースです。
税制改正には、法人や個人の「税の抜け道を塞ぐ」改正が毎年なんらか行われております。

ハワイ不動産と言えば
ハワイで不動産事業を行い、所得税の税対策と米国資産分散を兼ねた投資方法も実は別荘ニーズ以外として人気がありました。

しかし、こうした、海外不動産を買って結果税金対策になってしまうのは問題だ!と、
数年前に会計検査院の指摘がありました。

会計検査院が指摘した事項は数年内に変わるのが通例でしたので
いつ変わるのか?どう変わるのか?に注目が集まってましたが

この数年

「今年も無かった・・」

と肩透かし的に過ぎてきましたが、

どうも

「今年はありそう」

という情報がこの業界にも多く流れておりますので
今年は本当にありそうですね。

改正されるニュース自体には、数年前から言われている事ですので、びっくりする事ではないのですが

問題は「どんな改正内容」になるのか?

です。

これについては、本当に様々な情報が出ております。

例えば
所得税との損益通算が出来なくなる → 雑収入へ?
耐用年数が不明な場合の見積もり耐用年数の変更となるのか?
各国で法律が異なりますので、現地の実態に合わせた変更?

またいつから適用になるのか?
令和2年1月1日・令和2年4月1日・令和3年1月1日・・・?

これ以外にも様々な情報が出ております。がすべて裏を取っている訳ではありませんので、そんな情報もあるんだという感じでご覧頂ければと存じます。
いずれにせよ、12月15日前後には税制改正大綱が発表されますので、待てば内容はわかります。

よって、「今」急いで内容を知る必要もないのですが、

問題は・・

これから買う人は注意!

これから年内購入したらどうなるのか?

そうなのです。

今年買った人、または、これから駆け込みで買う人にとっては

どうなるのか?

が気になるところです。

税の基本原則では、「取得時原価主義」が採用されているので取得時の法律に則るのが原則と言われています。
今年に取得をされた方は、過去遡及はされないのが原則ではございますが

これについても

一説では、今後の確定申告において、過去の取得物件も含めて税処理の方法を変えてくる可能性を示唆する情報もあります。
しかし、それは、まさに、過去遡及しちゃっている事になるのでは?

と、私は思いますが・・・

例えば

もっとも怖いストーリーとしては
減価償却の方法については、取得時の法律に則って会計上の処理はしてかまわないが
新たな申告は今後、例えば「損益通算」は出来ませんとか・・・

え?

これを過去遡及と言うのか言わないのか・・・

こんな事がまかり通ったら、カボチャの馬車問題どころの騒ぎじゃないですが、高所得者に対する税制改正については、世間から見たらお金持ちの話なので、こうした改悪については反対!!とか声を大にする人は少ないでしょうね・・・

過去遡及しないという大原則を守ってくれるならば・・

2019年度12月中に登記を終えてあり事業を開始してなければならないので、急ぐ必要もございます。
しかし、購入される物件は、しっかり税制改正後の出口戦略も考えて取得しましょう。

※税制改正の動向、または実際の投資については、必ず専門家の意見を聞きながら、投資判断はご自身で行って下さい!

購入するなら押さえておくべきポイント

これから購入に動く方は気をつけなければならない点がいくつかあります

1)登記スケジュール
年内は、12月27日が金曜日です。30日になってしまうと関係各所がお休みに入る可能性が高いので、登記日については注意下さい。
恐らく27日登記がギリギリではないかと思われます。購入から登記までの目安は30日です。早めてやれば20日くらいでも登記は可能ですが大忙しです。特にスケジュール感は注意下さい!

2)物件選定
建物比率が高いモノが良いのか? 税効果だけで考えれば、建物比率が高い方が効果を得やすいですが、税制改正後にその物件は最終的には誰が買うのか?を想定すべきです。

ロコ=地元 

に人気のある物件ならば取得価格に注意しておけば問題は少ないでしょう。
適正価格とは、収益還元法を用いて、あまりに利回りの低い物件には手を出さないなど一定の自分ルールを決めておくと選定しやすいと思います。

出口戦略については、エリア毎、価格帯毎に細かく見ていかねばなりませんので
お問い合わせ頂ければ詳しいお話をさせて頂きます。

マハロ!

管理人 新井朋也

※当記事はハワイ不動産での税対策を推奨した記事ではありません。
※投資の判断は必ずお客様ご自身で行って下さい。

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